細胞外液(組織間液)が異常に蓄積した状態
指圧痕がしばらく残る、体重が増加していることが多い
末梢血管(局所)因子によるもの
毛細血管圧の増加:静脈圧上昇、細小動脈拡張などによる
毛細血管の透過性亢進:透過性の亢進により血漿蛋白は外液中に移行、血液の膠質浸透圧が低下し、
浮腫を生じる
血漿の膠質浸透圧の減少:低蛋白血症
組織圧低下
リンパ鬱滞:リンパ管閉塞によるリンパの鬱滞の結果、浮腫を生じる
腎臓のナトリウム、水貯留によるもの
過剰の食塩摂取:静脈圧上昇、体重増加、程度の浮腫
腎臓の実質障害があり、塩類・水分の排泄能力が低下している場合
内分泌異常:アルドステロン・抗利尿ホルモン分泌過剰
局所性浮腫
局所の炎症(発赤・腫脹し、熱感や疼痛を伴う)
クインケの浮腫(顔面に多く出現)
全身性浮腫
心性浮腫:鬱血性心不全(重力の影響から夕方、下肢に著明)
腎性浮腫:急性糸球体腎炎(上眼瞼など顔面から出現しやすい)
ネフローゼ症候群(一般に高度の浮腫が全身に出現)
肝性浮腫:肝硬変などの重症肝障害
栄養性浮腫:栄養失調、悪性腫瘍末期などの悪液質
低蛋白血症を伴うことが多い
内分泌性浮腫:甲状腺機能低下症(粘液水腫、指圧痕を残さない)
月経前浮腫、クッシング症候群
その他:高度の貧血、原因を明確にしえないもの(突発性浮腫)
リバランスでは、全体性と健全性を考慮した施術を致します。
身体の張力と動きに着目し、張力や動きを回復させることで、症状の改善を目指します。
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